言語聴覚士の仕事内容
言語聴覚士は、言語・聴覚に関する障害に対してリハビリテーションを行います。
言語や聴覚の障害には様々なものがあり、言語聴覚士はリハビリテーション医療の1分野として、言語・聴覚にかかわる様々な障害に携わります。
言語聴覚士が行う言語聴覚療法は、主にコミュニケーション障害を対象としていますが、食べたり飲み込んだりすることに関わる障害もその対象となります。
摂食障害や嚥下障害は、発生言語器官である口腔機能が低下すると起こりやすくなるため、口と耳の機能回復を行う言語聴覚士の訓練対象となるわけです。
言語聴覚士の仕事の進め方
言語聴覚士の仕事は、障害の程度を把握し、機能の評価をすることから始めます。
医師と相談しながら、まず言語聴覚士が障害の程度を判断するのに必要な項目についての検査を行います。
次に、その検査結果に基づき医師や歯科医師が診断を行います。
そして医師が通常の医療では回復が困難と判断した場合は、
言語聴覚士がリハビリテーション行うこととなります。
言語聴覚士が対象とする障害の概要
・病気または事故によりおこる言語障害
・機能性構音障害
医学的な原因がなく一部の発音が不正となることで、病気や麻痺、口の中の異状・けがなどと関係なく、幼少の頃より発現する発音異常、発音障害です。
・脳性麻痺による言語障害
受胎から生後4週までに何らかの原因で受けた脳の損傷によって引き起こされる言語障害です。
・吃音
一般的には「どもり」と言われているコミュニケーション障害です。言葉 が流暢に出ず、喋りにくさを特徴とします。
・摂食障害
拒食症(神経性無食欲症)と過食症(神経性大食症)とを合わせて摂食障害と呼びます。
・嚥下障害
疾病や老化などの原因により飲食物の咀嚼や飲み込みが困難になる障害をいいます。